シンとチェギョンの離婚騒動記 後編
陛下は、一旦部屋から出ていったコン内官が戻ってくるのを待って話し始めた。「亡き兄上の妻であるソ・ファヨンだが、対外的には元皇太子妃ではあるが、皇籍には一度も載った事はない。息子ユルに関しても兄上の子としか記載されていない」「「「「「!!!」」」」」「当時、結婚と親王の誕生だけは発表したが、訓育を理由に宮は一切ファヨンを公には出さなかった。国民も女優時代の姿は知っていても皇族になったファヨンの姿は知ら...
View Articleシンとチェギョンの離婚騒動記 中編
チェギョンを奪われた形になった男性は、唖然としながらシンとチェギョンを見つめた。「クククッ、お前は相変わらずだなぁ。親父たちは?」「一緒に連れて来たぜ。可愛いチェギョンが辛い目に遭ってるって聞いてどれだけ心配したか・・・やっぱり俺がって、普通思うだろ。でも何で殿下が俺から奪って、チェギョンを抱きしめるんだ?」「よく聞け!チェギョンに辛い想いをさせてたのは、ジュヒョク、お前の妹だ」「はぁ~~!?俺には...
View Article四獣神に出てくる登場人物
四獣神 ・玄武・・・尾っぽが蛇になっている亀。 四神の間では『玄』と呼ばれているが、アパートの住人たちからは『カメゾー』『亀さん』と呼ばれている・朱雀・・・鳳凰(赤い鳥) 四神の間では『朱』と呼ばれているが、アパートの住人たちからは『ピー助』『ピーちゃん』と呼ばれている・白虎・・・その名の通りホワイトタイガー...
View Article四獣神 第7話
キム夫婦の歓迎パーティーは、食堂ではなく大広間で行われるようで、部屋には大小様々なテーブルや座卓が置かれ、その前には明らかに人でないモノが大勢座って、宴会が始まるのを待っていた。...
View Article四獣神 第1話
何か気配を感じ、シンは眠りから目を覚ました。ベッドの足もとで、人間ではない何かが睨みあっているような気がした。(ん?夢か?)?「青、いつまでこうしているつもりだ?いい加減、腰を上げろ!」青「・・・うるさい」?「煩いって・・・このままじゃソンジョの愛した宮が崩壊するぞ。今こそ我らが動く時だ」青「玄、お前が頑張っても無理なら、もう無理だろ。俺にはもうそんな力はない」玄「青・・・あやつでは無理なのだ。我ら...
View Articleシン・チェギョンという許嫁 第3話
自分しか座っていない会議室で落ち着かなかったシンは、場所の移動を提案した。「では、特別室に移動しましょう」イ弁護士の後を付いて行く形で、シン達一行は特別室なる部屋に向かう事になった。「イ弁護士、学校に特別室があるのですか?」「はい。生徒立ち入り禁止区域にございます。本来は殿下の為に学校が用意した部屋ですが、宮に許可を取ってチェギョンの避難用に使わせていただいています。休憩用ではなく、うちの娘が危険だ...
View Articleシン・チェギョンという許嫁 第2話
翌朝、コン内官の出迎えもなく一人で朝の挨拶に向かうと、居間にはすでにコン内官が陛下と話をしていた。シンの姿を認めると、コン内官は深々と頭を下げた。「殿下、おはようございます」「ん。皇太后さま、陛下、皇后さま、おはようございます」「太子、おはよう。よく眠れましたか?」「・・・はい、皇太后さま」「無理せずとも良い。寝不足だという顔をしておるわ。太子、昨日の転落事故の件だが、かなり根が深そうだ。すべて私と...
View Articleシン・チェギョンという許嫁 第1話
学校から戻ったシンは、コン内官の不在に気がついた。「おかえりなさいませ」「チェ尚宮、コン内官はどうした?」「はい、午前中陛下に呼ばれ、そのままお姿が見えません」「・・・分かった」私室に入ったシンは、少し考えてから制服から普段着に着替えた。(コン内官がいないなら執務もないだろうし、スーツ着なくても良いよな・・・久しぶりにカメラ雑誌でも読もうかな)コーヒーを啜りながらカメラ雑誌に目を通していると、突然ス...
View Article