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Channel: ゆうちゃんの日記
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イ・シンの評価 第54話

夏季休暇が終わり秋学期に入ると、宮はシンの公務にユルを同行させ、義誠君のお披露目を大々的に行った。従兄弟が2人並び、笑いあって公務に励む姿は、報道も国民も一気に盛り上がった。知的なイメージのシンに比べて、穏やかな笑顔を絶やさないユルは、多くの女性を惹きつけ、宮のファンを増やしていった。宮は、新しい明るい宮を印象付ける事に成功したと、皆喜んでいた。そんなある日、東宮殿にハン・ジョンジェが忍び込んできた...

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イ・シンの評価 第55話

ジフは朝からシン家の家に向かうと、キム・ソヨンの家族に挨拶をしたり、泊ったジョンジェと打ち合わせをしてから、芸術高校へと向かった。その間もあちこちに電話をかけ、最後にガンヒョンに≪チェギョンに内緒で理事長室に来い≫とLINEを送った。学校に着くと、不機嫌丸出しのガンヒョンが理事長室のソファーに座っていた。「はよ。怒るのは、これを見てからにして」ジフは、文句を言われる前にすぐにパソコンを立ち上げ、昨日...

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イ・シンの評価 第56話

チェギョン達が授業風景を見学している頃、同じ敷地内にある理事長室にジフの姿があった。この大学の学生が原因で世間で騒がせていることを説明したが、大学の理事長は学生間のトラブルだろうと言いきり、関知するつもりはなさそうだった。「では、大学間のトラブルの話をしましょう。春の教育実習で、この大学から信じられない応募が来ました。全員の受け入れは不可能でしたから、選抜試験を受けてもらい面接も行いましたが、この大...

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イ・シンの評価 第57話

突然、スアム文化財団が、公式な文書を公表した。≪当財団は、この度私立の芸術大学を運営することになりました事をここにご報告申し上げます。予てから、当財団が運営するソウル芸術高校の生徒たちを安心して進学を勧められる受け皿が少ないことに悩んでおりました。それなら、問題がある芸術大学を梃入れし、安心して進学させられる大学を作ろうということになりました。大学の理事長には、当財団の理事ユン・ジフが就任。理事長が...

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イ・シンの評価 第58話

お堅い経済誌の対談だと安易に考えていたが、普段の倍以上の部数が売れたようで大反響を巻き起こしていた。爆弾発言連発の対談は、色々な方面に影響を及ぼしていた。「ジフ、お前らいい加減にしろよ。俺がお前の叔父だってモロバレじゃねぇか。その所為で、大学で変な目で見られるし、引き籠りになりそう」「引き籠った方が平和が訪れるんじゃない?クスクス・・・」「ムカつく!でもソヨンちゃん、良かったな。自宅の嫌がらせも無く...

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イ・シンの評価 第59話

楽しい時間を過ごして帰宮したシンを待ち受けていたのは、東宮門前の夥しい数のカメラと記者たちだった。「殿下、東宮門は危険ですので、遠回りですが光化門より戻ります」「うん。事故が起らないよう気をつけてくれ。でも何なんだ?土曜だし、夕刊はないよな?まさか号外?」「いえ、そのような情報は入っていません。おそらく美術館前にいた国民がSNSに投稿したのではないでしょうか」「ああ、なるほどね・・・でもコン内官から...

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イ・シンの評価 第60話

シンの叫び声でシンの寝室に飛び込んだ職員たちは、シンが中年男性と床を一緒にしている姿に唖然と立ち尽くしてしまった。その中で、唯一事態を把握できたコン内官は、職員たちを大丈夫だからと安心させ、全員下がらせた。「ウォン・・・もっと普通の現れ方はできないのか?頼むから、正面から参内してくれ」「コンちゃん、俺、正規に参内したことないし・・・それに面倒じゃん」「・・・・・」「坊主、俺に構わず早く着替えて、正殿...

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短編 前篇

シンが朝の挨拶に向かうため私室を出ると、固い顔をしたコン内官一人だけが待っていた。シンはコン内官に声をかけることなく東宮殿を出ようとすると、背後からコン内官が声をかけてきた。「殿下、朝の挨拶は無用。しばらく東宮殿以外の楼閣に立ち入ることを禁じると皇太后さまが仰せでございます」「えっ!?」「では私は所用がございますので、これで失礼いたします」「ちょっと待ってくれ。皇太后さまは、何にお怒りなのだ?俺には...

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短編 後編

シン達が連れてこられたのは、関係者立ち入り禁止の一角にある一室だった。...

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ショック

実習時間、シン達御曹司4人組は、校舎の木陰に座り、何をするでもなくただ授業をサボっていた。...

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ショックⅡ

御曹司の3人カン・イン、リュ・ファン、チャン・ギョンは、皇太子であるイ・シンの友人だ。...

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イ・シンの評価 第61話

シンが公式にコメントを出し、温かく見守ってほしいと要請した為、マスコミは第一報は報道したが、それ以降は表面上は静観することにしたようだった。...

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シン・チェギョンという許嫁 第1話

学校から戻ったシンは、コン内官の不在に気がついた。「おかえりなさいませ」「チェ尚宮、コン内官はどうした?」「はい、午前中陛下に呼ばれ、そのままお姿が見えません」「・・・分かった」私室に入ったシンは、少し考えてから制服から普段着に着替えた。(コン内官がいないなら執務もないだろうし、スーツ着なくても良いよな・・・久しぶりにカメラ雑誌でも読もうかな)コーヒーを啜りながらカメラ雑誌に目を通していると、突然ス...

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シン・チェギョンという許嫁 第2話

翌朝、コン内官の出迎えもなく一人で朝の挨拶に向かうと、居間にはすでにコン内官が陛下と話をしていた。シンの姿を認めると、コン内官は深々と頭を下げた。「殿下、おはようございます」「ん。皇太后さま、陛下、皇后さま、おはようございます」「太子、おはよう。よく眠れましたか?」「・・・はい、皇太后さま」「無理せずとも良い。寝不足だという顔をしておるわ。太子、昨日の転落事故の件だが、かなり根が深そうだ。すべて私と...

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シン・チェギョンという許嫁 第3話

自分しか座っていない会議室で落ち着かなかったシンは、場所の移動を提案した。「では、特別室に移動しましょう」イ弁護士の後を付いて行く形で、シン達一行は特別室なる部屋に向かう事になった。「イ弁護士、学校に特別室があるのですか?」「はい。生徒立ち入り禁止区域にございます。本来は殿下の為に学校が用意した部屋ですが、宮に許可を取ってチェギョンの避難用に使わせていただいています。休憩用ではなく、うちの娘が危険だ...

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四獣神 第1話

何か気配を感じ、シンは眠りから目を覚ました。ベッドの足もとで、人間ではない何かが睨みあっているような気がした。(ん?夢か?)?「青、いつまでこうしているつもりだ?いい加減、腰を上げろ!」青「・・・うるさい」?「煩いって・・・このままじゃソンジョの愛した宮が崩壊するぞ。今こそ我らが動く時だ」青「玄、お前が頑張っても無理なら、もう無理だろ。俺にはもうそんな力はない」玄「青・・・あやつでは無理なのだ。我ら...

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四獣神 第2話

いつも脇目も振らず校舎に入って行くシンが、降車して呆然と立ち尽くしたため、翊衛士が心配そうに声を掛けた。...

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四獣神 第3話

チェギョンの連れの男性がイン達と対峙しているとき、シンにはチェギョンの肩から連れの男性に移動し、耳打ちしているモノが見えた。...

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四獣神 第4話

ファンを伴って宮に戻ったシンは、コン内官を呼び出した。...

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四獣神 第5話

話し合いが終わったシンとファンは、東宮殿に戻った。当然、シンの頭の上には玄武が乗っていた。...

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